今年はクマの出没が激増し、人への被害も増大しています。”駆除”という名目でクマが殺されていることも、多々あるようです。犠牲になってしまった方々のことを思うと、「仕方がない」と納得するべきなのでしょうが、別の角度からも考えてみて欲しいです。
なぜクマがこんなにも人里に出没するのか。食べ物がないのです。なぜ食べ物がないのかというと、人間による開発という森林伐採が大きな要因ではないでしょうか。人間の勝手が地球温暖化を引き起こし、海にしろ山にしろ自然の生態系を壊していると思います。緊急事態で”駆除”しなければならないこともあるでしょうが、根本的な原因を解決する方法も考えて欲しいです。
動物も生きているのです。母クマがいなくなった子グマはどうやって生きていくのでしょうか・・・?Facebookで、子グマを失った母グマが店からぬいぐるみを盗んでいる、という記事を読みました。心の隅間を埋めるためです。動物に感情がないと思っていますか?動物にだって、人間と同じように哀しみや辛さを感じています。
こういった野生動物ばかりでなく、愛玩動物でも、飼えなくなって捨ててしまうなど人間の身勝手さが無くなりません。地球に暮らしているのは人間だけではないのです。人間と野生・自然が共棲する最善の方法を誰か考えだしてくれいないか、と思う日々です。それも、身勝手なことなのかな・・・。でも命を大切にして欲しいです。


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